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お家作りのポイント

沖縄で住宅を建てる時に気をつけたい立地と建物の5つのポイント!

日本の中でも、特に気候に特徴のある沖縄。

毎年のように台風が接近したり、海に近い場所が多かったり、湿度が高かったりと他県とは異なる状況があります。

沖縄に住んでいるとなんとなく分かることも多いかもしれませんが、他県から移住してきたばかりの方はまだよく分からないことも多いはず。

住宅を建てる際にはそのようなことを考慮しながら、長く安心して住めるように計画をするのがおすすめ。

 

今回は、沖縄で住宅を建てる際に気をつけておきたいことを、以下の5つに分けてご紹介します!

  • 台風
  • 高温多湿な気候
  • 強い日差し
  • 塩害
  • 車庫や駐車場
  •  

    毎年やってくる沖縄最大の脅威「台風」

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    沖縄へほぼ毎年やってきて、大小様々な被害を与える台風

    そんな台風への対策は、沖縄で住宅を建てる上で必須と言えるでしょう。

    風に耐えられるか、大雨でも浸水しない構造かという強度の問題は必ずクリアしておくべきですが、雨戸が設置や窓ガラスの強度など、台風接近中に身を守る準備ができる設備なのかというところも注目してください。

     

    例えば、私たちエクラホームでは、台風がよく接近する沖縄で長く安心して住めるようにこだわりのコンクリート住宅を提供しています。リバイブ打設工法という技術を取り入れて、耐久性に優れたコンクリートを提供しております。

    気になる方はぜひこちら( https://www.eclathome.jp/house-building/ )から、エクラホームのこだわりをご覧ください。

    私たちはお客様へお届けできる安心の技術としてコンクリート住宅をご提供していますが、もちろん高い木造技術を持つ建築会社もありますので、両方を検討した上で納得のいく工法で住宅を建ててくださいね。

     

    それに加えて、ガスを利用するかオール電化なのかという違いも、台風で停電した場合の生活に大きく関わってきますので、検討すべき項目です。こちらは、日頃の生活のメリットと台風時のメリットなどのバランスをうまく考えると考えやすいかもしれません。

    雨どいから地面へ水を流すためのパイプやアンテナなど、家の外に設置されている設備の強度や設置方法を建築業者や設計士へ事前に相談しておくのもおすすめです。

     

    過ごしやすい家にするために注意したい「高温多湿な気候」

    夏を中心に気温と湿度が共に高くなりますが、冬でも県外に比べれば湿度は高い気候となっています。

     

    高温多湿な気候のなかで住宅を建てる際に考慮して欲しいのが、

  • 湿気のたまらない構造
  • 風通しの良い設計
  • シロアリ
  • の3つの項目。

     

    湿度のたまらない構造

    構造に関する例だと、コンクリート打ちっ放し(塗装もなくコンクリートがむき出しな住宅)では、コンクリートが湿度を多く吸収して、それが放出されずに湿度を高く保ってしまう場合があります。建物に使う素材から湿度を考慮すると、長く安心して住める住宅を購入しやすくなるはず。

    間取りに関することでは、部屋の端やクローゼットなどは湿度がたまりやすくなってしまいますので、設計段階でそこをケアするための相談を行うと良いでしょう。

    もちろん風通し良く間取りを設計することで、湿度のたまりにくいお家にすることができますので、ぜひ考慮してくださいね。

     

    風通しの良い設計

    高温多湿な中で生活を行うとなれば、その不快指数をコントロールするために風通しの良い建物にすることは必須と言えるでしょう。

    窓を出来るだけ大きく取ることや風が抜ける通り道を作ってあげる、建物の向きを工夫するなど、建築会社や設計士に相談することで様々な方法を提案してくれるはずなので、ぜひ相談してみてください。

    エアコンで管理することも可能ですが、電気代を気にすると出来るだけ自然の風を利用したいもの。風通しは沖縄生活で必ず考慮して欲しい項目です。

     

    シロアリ

    高温多湿な気候は、シロアリが最も好む環境

    せっかく建てたお家をシロアリに食べられてしまうのは絶対に避けたいですよね。

    この理由で木造住宅を避けてコンクリート住宅を選ぶ方も多いと思いますが、コンクリート住宅とはいえ油断はできません。硬いものを噛み砕くことに長けたシロアリは、コンクリートでさえ噛み砕いてしまうことも。

    そのために、コンクリートの強度にも注意することをおすすめいたします。

    コンクリートというと全て同じく頑丈なように感じますが、工法や技術によってその強度や性質も様々。施工前に相談を済ませてから依頼すると良いでしょう。

    建物の構造だけでなく、家具や内装などにも対策するのもお忘れなく。

     

    建物にも生活にも影響を与える「強い日差し」

    沖縄で生活をする上で避けられないのが強い日差し。

    上手く利用できれば気持ちよく生活できるものですが、建物や生活に悪い影響を与える要素のひとつでもあります。

     

    日差しのために考慮して欲しいのが、

  • 塗装
  • 窓の設計
  • ベランダ
  • の3つ。

     

    塗装

    建物に紫外線を当ててしまうと劣化を進めてしまいますので、きちんと塗装して守ってあげるのがおすすめ。日焼けして色合いが変わってしまいますので、塗り直すことを想定しておくことも重要です。

    断熱性のある塗装も可能ですので、家の中を涼しく保つためにもぜひそちらの検討も行なってくださいね。

     

    窓の設計

    前述した通り、高温多湿な沖縄では窓を大きくとったり風通しの良い間取りにすることが重要ですが、その反面、日差しを強く採ってしまうような窓の作りだと、内装やインテリアが日焼けしてしまったり、かえって家の中を高温にしてしまう場合もあります。

    その対策として、西側の窓を工夫したり、窓の大きさや向きを考慮してみたりという工夫がおすすめです。

    沖縄ならではの工夫としては、花ブロックというそれぞれのモチーフに象られて隙間の空いたコンクリートブロックを活用してみるのも良いかもしれません。

     

    ベランダ

    日の向きを考慮しつつベランダを設計すると上手く日の光を活用できます。

    洗濯物の乾きにも関わりますし、もし大きくベランダを用意することができれば、ベランダの天井が程よいひさしになって、大きく窓を採っても風通し良くありながら、強すぎる光が入らないようにできる場合もあります。

     

    海沿いの家だけじゃない「塩害」への注意

    海からすぐ近くの家だけでなく、沖縄ならどの立地でも注意して欲しいのが「塩害」

    海沿いの家ならその影響の強さに驚く方も少なくありません。

    台風の時は沖縄のどこにいても潮風を受けますし、台風でなくても毎日少しずつ潮風を浴びて、住宅設備や車が錆びてしまったり劣化してしまう場合があります。家の外にある金属部分やエアコンの室外機などが錆びてしまうことは、沖縄あるある。

    その対策としては、塩害による腐食や劣化に強い素材を使用したり、定期的に水洗いできるようにしておくのがおすすめ。沖縄生活に必須な車も錆びてしまいますので、外に水道を設置しておけば水洗いしやすくて便利でしょう。

     

    大事な車を守るための「車庫や駐車場」

    少しだけ前述しましたが、沖縄の生活に欠かせない車を守る設備も住宅購入で考慮すべき項目。

    コンクリートの車庫を作ることができれば安心ですが、敷地面積や予算の都合でそうもいかない場合も多いはず。

    そんな時は、紫外線を通しにくく明るさは保つことができる簡単な屋根を設置すると車の日焼けを防ぐことができますし、ある程度車を囲うような設備を用意できれば、台風時に車へ飛んでくる飛来物からも守ることができて安心です。簡単な設備にする場合は、台風に耐えられる強度であるか注意してください。

     

    また、水道を設置しておくと台風後の塩害を防ぐために洗車がしやすいはずです。台風後はガソリンスタンドの洗車機が混んでしまうことが多いので、先に水洗いができて便利。その際は、車の底部分も水で流してあげるのもお忘れなく。

     

    まとめ

    以上、沖縄で住宅を建てる際に考慮して欲しい4つの項目でした。

    大きく分けると、住宅を守るためのポイントと快適に生活するためのポイントに分けてご紹介しました。

    他県とは大きく異なる環境となりますので、移住してから住宅を購入する方は特に注意が必要です。沖縄で生まれ育った方も意外と見落としがちな項目があるかと思いますので、ぜひ参考にしながら安心できる住宅購入を進めてくださいね。

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